付き合ってすぐに同棲をするメリットとデメリットまとめ
成功か失敗か、付き合ってすぐの同棲生活
一年から二年ほどお付き合いを続け、そろそろ結婚も視野に入ってきたから同棲をスタートした、という人はたくさんいるでしょう。
ですが、出会ってすぐ同棲をはじめる、と言われると、結構なレアケースと思う人もいるはずです。
若いカップルだったりすると、「もう同棲するの? 早すぎる!」と言いたくなる場合もあるでしょうが、それは人それぞれの価値観です。
付き合ってすぐに同棲したから必ずしもダメ、というわけではありません。
しかし付き合ってすぐ同棲するのは、実際問題としてどのようなメリットやデメリットが存在するのでしょう? 一緒に考えていきましょう。
短期間でお互いの事が知れる
付き合ってすぐに同棲をはじめる最大のメリットがこれかもしれません。
彼氏彼女、一緒に暮らしているので、相手を知っていくスピードは同棲していないカップルに比べ、段違いです。
また、一緒にいる時間の長さから余裕が生まれ、相手に対する不信感や強い束縛も芽生えにくいのもメリットです。
金銭面での負担が軽減
やっぱり生活費、家賃の折半は同棲の大きなメリットでしょう。
二人で出せばちょっと広めのマンションなんかも狙えて、一人よりも環境を数段よくできるのは魅力です。
結婚するなら相手に家事を叩き込める
家事は分担って言ったのに結婚したら彼氏が全然家事をやってくれないという話は、本当によくあります。
同棲しはじめた当初から、習慣づけておくと、結婚してからも家事を効率よく分担できるでしょう。
冷めるのが早い
デメリットです。一緒にいる時間が長いという事はそれだけ相手に慣れ、冷めてしまう原因になります。
また、たまには一人になりたいと思っても相手を気づかわなければいけない。
同棲生活を上手に送るには、この負担をいかに軽減できるかが鍵です。
お金のやり繰りからのトラブル
彼氏、彼女、どちらかの金銭感覚がくるっていた李、価値観が合わなかったりすると、同棲はうまくいきません。
どれだけラブラブだったとしても、お金で喧嘩をしてしまうと中々修復もしづらくなります。
こういった部分を、結婚前にすり合わせることができるので同棲はおすすめされますが、付き合ってすぐとなるとこの先が思いやられます。
別れるのが面倒
付き合ってすぐに同棲をする最大のデメリットがこれ。
いざ相手と別れたくても、家の問題で中々別れることができないというカップルが多いのです。
相手に冷めていても同棲していると、同じタイミングで顔を合わせることは多々あります。
食事や洗濯、ゆっくりしたい時間も常に相手のことを考えていなければなりません。
すぐに同棲解消できればいいのですが、先ほどご紹介したお金の価値観などがズレていると、それも難しいでしょう。
すぐに同棲したがるのは依存体質?
愛する人とはできるだけ一緒にいたい、一緒に住みたいという気持ち自体はおかしい事ではありません。
しかし、付き合ってすぐ同棲したいとまで思う人は、多くが依存体質で束縛傾向の強い人です。
もしくは経済的に逼迫している、お金にルーズな人も同棲を望む傾向がありますが、こちらは早い段階でボロが出て破綻します。
家事の分担、お金の管理もできずに文句ばかり言う……、そんな自己中な性格の人も多いのです。
さらに、気をつけないと一人暮らしの相手の部屋に上がり込み、そのまま居座って……という図々しい人もこの世には存在するのです。
そのような不安要素が少しでも見え隠れしている人とは、少なくとも出会ってすぐ同棲に踏み切るのは止めておいた方が賢明でしょう。
同棲に希望は抱かない
男の愛情が冷めてきたと感じた娘は、わざと嫉妬されそうなことをして再び惹きつけようとする。けれども結果は裏目に出る。男は彼女も同じように気持が冷めて、自分を解放してくれたと思うわけだ。
フリードリヒ・ヘッベル(ドイツの劇作家、詩人、小説家 / 1813~1863)
「一緒に住み出したら変わるかも」
主に女性がよくやる間違いです。この考え方はいけません。
はっきり言って同棲したから変わるということはほとんどありません。
むしろ、多くの場合は悪化するだけで、振り回されて時間とお金だけを無駄に消費する事になります。
そうならない為に、同棲前にある程度、相手の性格は把握して、物件探しの段階で自分の要求だけ言う相手は信頼しない。
これくらいは最低でも徹底するようにして下さい。
出会ってすぐの同棲が悪いとは言いません。
ただ、勢いだけの同棲は失敗しやすいので、その点だけはよく考えるようにして下さい。