私の彼氏、モラハラっぽいと思ったら……

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私の彼氏、モラハラっぽいと思ったら……
パラ子(仮)
いつもあなたを辱めたり、彼女の意見を否定ばかり、それでも好きだと気づきにくいモラハラ彼氏。
パラ美(仮)
ずっと長く付き合っていると、モラハラが自然になってしまうので、おかしいな? と思ったらすぐ行動を。

彼氏が怖いと感じる時がある

「お前はダメな人間だ」「付き合ってやってる俺に感謝しろ」。

モラルハラスメント、いわゆるモラハラは、言葉による暴力を意味します。

職場での上下関係から家庭内での夫婦関係など、最近よく耳にする問題ですよね。

実は、こうした問題に巻き込まれやすいターゲットとして「恋人」も挙げられるのをご存知ですか?

彼女の心を傷つける「モラハラ彼氏」が、近年問題になっています。

自分の彼氏がモラハラ気味かもしれない……、別れたいけどどうすればいいのか分からない、そんな女性の為の対処法をご紹介します。

モラハラ彼氏の特徴とは?

モラハラは、「精神的DV」と呼ばれるほど相手の心に深い傷を残す行為です。

そのように聞くと、モラハラを行うのも、暴力を振るうような凶暴なタイプの男性を想像しがちですが、実際そうとは限りません。

むしろ、出会った頃や彼女以外の他人の前では、大変礼儀正しく好青年な印象を残す男性であることが多く、傍目にはそんな人であることは気づきにくいのです。

ですが、モラハラ彼氏はいざ付き合うと徐々にその本性を出します。

あなたに対する暴言や、責任の押し付け、あなたの周りの人たちへの執拗な悪口が主な特徴です。

また、彼女の同性の友達や家族に対してまで嫉妬するほど束縛が強く、あなたが自分以外の人間と外で遊ぶことを好みません。

さらに、何かモラハラめいた行為をした後に、とってつけたようにプレゼントしたり、急に優しくなったりするのも特徴です。あなたの彼氏は大丈夫ですか?

嘘をつく彼氏と付き合ってはいけない理由! 男はこんな嘘をつく

しっかり判断できるうちに対処すること

まず、少しでも彼氏がモラハラっぽいと感じたらすぐに対処しましょう。

モラハラにずっと耐える女性は、時間が経つと彼氏の言葉に洗脳されたような状態になり、「悪いのは私だから」「口が悪いだけで本当はいい人」と思い込んでしまいます。

また、身体に傷が残るような暴力を彼氏が振るわない為に、DVに比べて深刻さに気付きにくいのも難点です。

ですから、「少しおかしいな」とあなた自身が正常な判断ができるうちに、彼氏から離れる策をとらなければなりません。

信頼できる人に相談を

彼氏のモラハラに一人で悩んでいると「別にケガをさせられたわけじゃないし」「何だかんだ彼氏は私を必要としてくれている」と考えてしまい、別れの一歩がどんどん踏み出しづらくなります。

この点は、一人で考えず、信頼の置ける友達や家族に相談して下さい。

あなたからすると普通になってしまった言葉の暴力も、客観的に見ればあり得ないようなものと分かるはずです。

強い意志を持って別れる

モラハラ彼氏とはいえ、一度は好きで付き合うと決めた相手です。

別れ話の時に彼氏に引き止められたら、つい情が湧いて別れられないと言った展開になるかもしれません。

しかし、ここは強い意志を持って話し合いに臨んで下さい。話をする前から、どんな甘い言葉を彼氏からかけられても毅然とした態度で別れると決めてしまいましょう。

元々言葉のうまい傾向にあるモラハラ男ですから、意志が弱いと言いくるめられてしまう可能性が高いからです。

不安なら、ここでも信頼のおける第三者、それも彼氏とは面識がない人間を呼んで、同席してもらうくらいでいいでしょう。

別れ話は人目のある場所で

別れ方にも色々あると思いますが、モラハラ彼氏との別れ話は断然人目のある場所で行うことをおすすめします。

なぜなら、自宅などの密室では彼氏がいつものように言葉であなたを責めたり、激昂したあげく暴力に発展し危険な状態に陥りかねないからです。

その一方、カフェなどの屋外であればそうした心配は激減。

モラハラ彼氏は、実はとても人目を気にする臆病な性格であることが多いのです。

他人の目に晒された状態では、そうでない時に比べ、無理な行為をする可能性が低くなります。

別れたくないと思うなら

自分の彼氏は多少モラハラっぽいけど、やっぱり好きだし別れたくない、そんな風に思う人もいるかもしれません。

モラハラな性格は治らないと考える意見が大半ですが、中には接し方を変えることで彼らの言動も変わっていくと考える人たちもいます。

例えば、モラハラ彼氏のひどい言葉にいちいち反応しない、常に彼氏を立てて優越感を与えることで怒りを感じさせないようにするという方法もあります。

もし彼氏との関係が諦めきれず、モラハラも本当に些細であれば、考えてみる価値はあるかもしれません。

しかし、自分を抑えて成り立つ関係を、あなた自身が本当に求めているのかについても、もう一度きちんと考えてみて下さい。

自分を責めずに冷静に対処を

恋に落ちているときほど、苦痛に対して無防備であることはない。

ジークムント・フロイト(オーストリアの精神分析学者、精神科医 / 1856~1939)

万が一、自分の彼氏の言動がモラハラだったと気づいたなら、自分を責めずに冷静になって対処しましょう。

彼氏の言葉に惑わされず、周りの意見もしっかり聞いて、傷が深くなる前に関係を見直して下さい。

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