言い訳はNG!デートに遅刻してしまった時の正しい謝り方

もし彼氏とのデートに遅刻してしまったら
恋愛で一番避けたいのが、彼氏や好きな人とのデートに遅刻することではないでしょうか。
訳もなく遅刻をする人は中々いません。何かしらの理由があったから時間に遅れてしまうのです。
遅刻の理由は大抵決まっているものですから、自分の身に起こりうる遅刻のリスクを考え、普段から対策をしておくことが大事ですよね。
寝坊、体調不良、準備不足、交通機関の遅れなど、遅刻の原因になるものはいろいろあります。
自分で防ぐことができるものが大半ですから、自分がどの失敗をしやすいのかを普段から分析しておきましょう。
遅刻しそうならまず連絡
基本的に人は待たされることが嫌いです。
特にいつまで待てばいいのかわからないという状況で、ずっと胸中穏やかでいることは難しいものです。
マラソンだって、ゴールがあるから走り続けることができますが、ゴールがなかったりいつゴールにたどり着くかわからなかったりすると、走る意欲を失ってしまいますよね。
ですから、もしあなたが彼氏とのデートで「これはもう遅刻確定だ」という状況になったら、必ず先に連絡をしましょう。
この時に伝えるべきなのは「何分遅れそうなのか」「どうして遅れるのか」です。
時間の目安が分かれば相手もカフェなどに入って待つことができます。
遅刻の理由は言いづらいかもしれませんが、理由なき遅刻の方がよほど不誠実です。
相手に迷惑をかける分、誠意を見せる意味でもきちんと遅刻の理由を伝えましょう。
待ち合わせ場所に着いたら
待ち合わせ場所に着いたら、開口一番謝りましょう。
遅刻の程度や許容範囲は人それぞれで、中にはいくら待たせても怒らずに、恋人を持っている彼氏もいると思います。
しかし、その優しさに甘えて謝らなかったり、「遅刻しても許してもらえて当然」という態度をとったりするのはもっての外です。
たとえ、5分や10分という短時間でも遅刻は遅刻。
誠実な態度で「ごめんなさい」と言わなくてはなりません。
短時間の遅刻の時は
5分、10分くらいの遅刻ならば大目に見てくれる人も多いことでしょう。
「遅れてごめんね」と言っても「大丈夫だよ」と言ってくれる人がほとんどのはずです。
その場は一言の謝罪で済み、楽しいデートに出かけることができると思いますが、短時間の遅刻の怖いところは、毎回も繰り返してしまうことです。
5分、10分の遅刻が許されると「このくらいの遅刻なら怒られないんだ」と思って甘えに走ってしまいがちです。
最初は許していた相手も「たかが5分や10分早く家を出ることもできないのか」と、少しずつ怒りを溜めていきます。
最初に遅刻を許してしまっている為に注意しにくくなっていることもあって、不満を蓄積させていきある日突然爆発する、といったこともあり得ます。
たとえ短時間でも相手にストレスを与えていること、そうした小さなストレスの積み重ねが二人の関係を壊すことを肝に銘じて、5分、10分早く家を出ることに努めましょう。
長時間の遅刻の場合は
連絡もなしにデートに30分や1時間レベルの遅刻をすると、相手は怒りを通り越して心配になってしまうこともあります。
家で倒れていないか、事故や事件に巻き込まれていないか? 彼氏ならば余計に不安が募ります。
さて、それだけ気を揉ませておいて、いざ待ち合わせ場所にやってきた彼女が「ごめん、寝坊しちゃった」なんて言ったらどうでしょうか。
「さんざん心配させておいてそんな理由なのか」「連絡するタイミングはいくらでもあるのではないか」と相手の怒りは倍増です。
デートの予定がある中、長時間の遅刻をする可能性があるならば、まずは連絡手段を確保しましょう。
携帯電話の電池が切れている、なんていうのはもっての外です。相手に喫茶店などに入ってもらうように伝え、場合によってはその料金もきちんと渡します。
男性側に心労を相手に負わせた上に、大きく信頼を失墜させる長時間の遅刻。
もしあなたの方が、その男性に片思いしているなんて場合には、絶対に避けたいデートトラブルのひとつです。
言い訳と説明は違う
どんなにデートの遅刻に気を付けていても、不可避なトラブルに巻き込まれて遅刻してしまうこともあります。
電車やバスの遅延、交通事故による渋滞。これらは予想できないものですから遅刻した側に非はありません。
しかし、だからと言ってそれを言い訳にばかりしてしまうと、相手の気分を害すこともあります。
この時気をつけたいのは、言い訳と説明は違うということです。
例えば電車の遅延でデートの待ち合わせに遅刻したとします。この時、恋人に言う言葉として、「駅までは予定通りだったけれど電車が遅れてしまった」と伝えるか、「仕方ないじゃん、電車が遅れたんだから」と言うか。
明らかに前者の方が彼氏や好きな人への心証はいいはずです。
両方とも同じ「電車が遅れた」ということを伝えているのに、受け手のイメージはずいぶん異なります。
前者のように「原因は何であれ、相手を待たせて申し訳ない」と、相手の立場に立った言い方なら「遅刻の理由の説明」になるでしょう。
後者のように「遅刻したけれど私は悪くない」という言い方は、自分の立場しか考えていないので「遅刻の言い訳」だと思われてしまいます。
明らかに自分のせいではない遅刻でも、待っている相手にとってはもどかしい時間を過ごさせていることには違いありません。
「待たせてごめんね」「待っていてくれてありがとう」という気持ちを込めた言葉を忘れずにいたいものです。
遅刻後の過ごし方
真面目な女性だと、遅刻したことへの罪悪感からその日のデートの間、元気をなくしてしまうかもしれません。
でも、そんな態度では相手も楽しくありません。気持ちを切り替える為には、埋め合わせをするのが有効です。
例えば、その日のランチはあなたが奢る、カフェでケーキをご馳走する、道すがら入った雑貨屋さんでちょっとしたギフトを贈る。
謝罪の気持ちが形になれば、相手も「本当に悪いと思っているんだな」とわかってくれます。
自分も罪悪感や自己嫌悪を引きずらなくて済みますから、遅刻後のデートの雰囲気も壊さなくて済みます。
誰にでも失敗はありますが、失敗した本人が「誰にでも失敗はあるんだから許して」という態度ではいけません。
落ち込んでしまってデートが上手くいかない時は、「今度から気を付けるから、これで今日は許して」という気持ちを表して誠意を示しましょう。
時間は信用のバロメーター
日本は時間感覚の鋭い国です。
電車も時報も時間ピッタリ。この時間の正確さは、海外から見ればかなり驚きの文化です。
細かいところを律儀に守り、大切にできるかどうかで日本人は相手の信用を測っています。
「私はちょっと時間にルーズかもしれない」そう思ったあなたは、少しずつでも改善していきましょう。
面倒だ、窮屈だ、それくらいいいじゃん、と思うかもしれませんが、そうした思いをしてでも得るべきものが信頼関係。
特にその相手が彼氏であれば、誰よりも信頼してほしいはずです。
逆に、遅刻しなければ大好きな彼氏と一緒にいる時間が長くなるわけです。そう考えれば、遅刻なんてできないはず。
待ち合わせ場所に彼女の姿が見えるのは、彼氏からしてもなんとも嬉しい瞬間です。
その瞬間をお互いに存分に味わう為にも、時間を大切にして下さいね。