ポジティブに考えられない女性が損すること、前向きになるには?

何でも悪い方向にばかり考えてしまう人
人の性格には色々あって、常に前向きな楽天家もいれば、反対に後ろ向きな慎重派もいますよね。
性格については千差万別でだからこそ面白くもあるのですが、中には損をしてしまう性格もあります。
そんな損をする性格の代表格が“マイナス思考”。
何でも悪い方向にばかり考えてしまう人は、何かと損をしてしまいがちで、多くの人はその問題を自覚しています。
ただ、彼女たちは問題を自覚してはいるものの、改善法を真剣に考えてはいません。
ポジティブになりたいと思ってはいるのですが、マイナス思考の人はポジティブになる方法を考える前に「どうして自分はこうもネガティブなのか」という考えに捕らわれて自己嫌悪に陥ってしまいやすいのです。
自分の悪い面を自覚するのは結構なことですが、それだけでは性格を前向きにすることはできません。一緒に考えていきましょう。
自分を追いつめない
ネガティブな人は何か悪い事が起こったり、思い通りに行かなかったりするとつい「自分のせいで……」と自分自身を追い込んでしまいます。
それがたとえ自分のせいでなかったとしても、です。
「あの時もっとこうしておけばよかった」「自分が余計なことを言ったから空気がおかしくなった」なんて考えに縛られてしまい、結局「今度は余計なことはしまい」と消極的になってしまうのです。
でも、それでは問題は何も解決しませんよね。
ネガティブ思考から抜け出すために必要なのは“終わったことをいつまでも振り返らない”こと。
過去をどんなに悔やんで反省してもその時に戻ってやり直すなんてことはできません。だったら、この先何ができるかを考えた方が有意義ですよね。
ポジティブに考えるというのは未来を考えることです。過去に捕らわれてばかりでは先は見えてきませんからね。
誰にでも失敗はある
物事をポジティブに考えられない人は失敗を極度に恐れる傾向にあり、一度でも失敗をすると取り返しがつかないなんて尻込みしてしまいます。
けれど、失敗は誰にでもあることです。
むしろはじめてやる事、経験がない事になればなおさら失敗するものなのですが、マイナス思考の人は失敗したら嫌だからと何もできないのです。
「恥をかくこと」と「怒られること」が嫌なのはみんな同じです。
でも、それを我慢してチャレンジできるか否かで人生は大きく変わってきます。
チャレンジ精神がない?
何にもチャレンジしなければ恥をかくことも怒られることもないでしょうが、それでは現時点から一歩も進んでいないも同じです。
大事なのは失敗をした時にどう対処するかです。
失敗したのであればどうすればそれを取り戻せるのか、それを考えられるか否かがポジティブ思考になれるかなれないのかの分かれ道。
もちろん、中には取り返しがつかない失敗もありますが、それは本当にごくごく一部。大半はたとえ失敗してもリカバリーできるものです。
それに、失敗は成功のもと、とも言いますよね。人は失敗を重ねることで学習していくもの。
失敗を恐れていては一生世界は広がらず、孤独に生きていくことになってしまいますよ。
駄目女でもいいじゃない
ポジティブな人は自分に対しても人に対しても寛大です。
対してネガティブな人は自分に対しても他人に対してもちょっと厳しめであることが多く、理想通りにいかないと「またダメだった」なんて落ち込んでしまいます。
でも、自分自身を駄目な人間だなんて否定的な考えはポジティブ思考には禁物です。
自分に甘すぎるのはよくありませんが、多少は自分を認め、自尊心を尊重しなければ、他人に対しても自分を誇ることができずに卑下する一方になってしまいます。
日本人はとにかく自分を卑下する傾向にありますが、それが美徳だと思ったら大間違い。
自分を卑下する人は自分が“可哀想な人だ”と周囲から見られていることをもっと自覚すべきでしょう。